心理士・鈴木孝信の臨床日記

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zoom RSS 癒しの巨匠を目指して

<<   作成日時 : 2015/01/22 18:05   >>

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先日初めての体験をしました。小中高生、また大学生たちには、心理学含め様々なことを指導した経験はあるのですが、大人、それもみなおそらく僕よりも心理臨床の経験が多い人たちに、心理療法を学ぶ機会を提供するのは始めてでした。

Brainspotting(ブレインスポッティング)、僕が「究極のマインドフルネスをもたらす眼の心理療法」と呼び、2年前から精力的に2度の渡米等をして学び取っている新しい心理療法。創始者であるDavid Grand博士からセミナーを受けた方たちを対象に、理解を深める目的として勉強会を数か月前から企画し、先日その第1回目を実施しました。

brainspottingは、PTSD(いわゆるトラウマからくる疾患)やトラウマ的体験からの影響の問題に対して、高く即効性のある効果を期待できる脳科学に整合性のある心理療法です。比ゆ的で俗的な言い方をすると「パンドラの箱を開けて全ての災いを確実に早く出し尽くす」感じのことを狙いとしています。もう少し専門的な言い方をするとトラウマに関する「脳の情報処理を確実に早く完成させる」ことを狙いとしていて、そのために眼の位置を活用していく方法です。

これは「青色申告の仕方」的な手順に沿えば目的が達成できるようなノウハウではなく、使い手の巧みさを幾らでも向上していける方法です。ピアノ奏者は練習すればするほど、持ち味が引き出され、巧みで美しい音色を奏でられるし、フィギュアスケート選手も練習でより高度で個性が際立った演技を披露することが出来ます。ブレインスポッティングも同様で、極みを追及出来る、使い手の理解と経験と努力が、より高い治療効果につながる方法です。だから勉強会等の継続的な努力をDavid Grand博士はとても重要視している方法なのです。

「方法」が強調される風潮の時分において「巧みさを持つ人」を強調するといった、時代を先取りする(あるいは良き古き時代に立ち戻った)方法でもあると思います。方法論にとらわれない、使い手の巧みさを最大限引き出すことが可能な方法がブレインスポッティングなのです。


その心理療法をすでに基礎知識と経験がある方たちに伝えることには、「方法を伝える」のではなく「巧みさを育む」という側面がとても強いと感じています。方法に支配される(方法を実行する)人から、方法を操る(巧みに方法を使う)人への変革を促していく。そんな経験をこれからもしていけることはとても幸福だと思います。究極の癒しをもたらす者という目標に、確実に近づける経験を積めると確信出来るのだから。







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