心理士・鈴木孝信の臨床日記

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zoom RSS Brainspottingトレーニング2日目・3日目

<<   作成日時 : 2015/06/08 22:44   >>

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「ここに来た価値はありますか?」

そうDavidに聞かれた。遠くから来た僕を尊重して、ベストのものを提供したいという気遣いを感じる。確かに半日以上もかけて訪れている。飛行機代や滞在費はばかにならない。時差ボケで心身ともに不調でもある。またDavidが分かりやすいNY発音で講義をしてくれるならまだしも、色々な地域から来た人たちがクライアント役になってまくしたてる英語での学びは、英語を第二言語とする僕にとっては、わからない部分も少なくないし、自分の理解を疑わざるを得ない場合もある。

新皮質的な、原因と結果をすぐに取り付けようとする直列思考では、確かにリスクのほうがベネフィットを上回るのかもしれない。結果や成果の定義にもよるけど、新皮質が認識できる明確なものは、すぐには見えてこない。でもマインドフルに、もう少し広い視野で今回の渡米を見てみると「価値があったとしか言えない」そう思う。

Davidは経験的な学びを重要視している。肌で感じて学び取るということで、新しいスマホを実際にいじって使い方を覚えよう、という学習を、説明書を読んで理解してから使ってみてください、という学習より重きを置いている。特にBSPの経験を積んできたマスターセラピストたちへの教育は、後者はすでに積み重ねられているという前提のもとにトレーニングを提供している。

また僕の場合は、頭で理解するより身体に刻み込んでいくという学習法が性にあっている。目で見て、耳で聞いて、肌で感じ、新皮質が理解するより早く、目の前でDavidがしていることが、あたかも自分が行っていることかのように神経のつながりが作られていく。悪く言えば「物まね」が得意になっていくということ。でも「同調」をした状態では、そういった形で学び取ったものは、無意識的に即座に出てくる。

Braispottingを学ぶにあたっては、僕の能力の限界上、またたくさんの書物が出回っているという状況ではないあり方上、今回の渡米のような形で学ぶことに、価値があるとしか言えないと感じる。


3日目が終わり、お別れの際に彼はいつも「承認」するような言葉を送ってくれるのだが、今回もとても印象的だった。
「ここに来ること自体で、キミはBSPのマスターとなっている」。それは肩書だとか、名目上ではなく、ここに来るだけの意欲を持ってBSPに向き合っているという僕の態度、そして実際に来たことでの、上記のような学びが起きただろうというDavidの確信から来る言葉であると思う。

デモの最後にクライアント役に方に言った言葉がそれを思い出させる。「あなたがすべきことは、ただここにいること。それだけでよい」。

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